春夏秋冬 春と冬の間で

この森が気に入り今もこうして生活しているのですが、もとはといえばこの水芭蕉の小群落の発見の感動が大きく影響している気がします。
〜春と冬の間で〜
ぱんぱんにふくらみ、今にもはじけそうな樹々の枝先のつぼみや庭先の水芭蕉も雪解けとともに大きくなり水の広がりに合わせて次々と純白の姿を見せ始めます。


四季の森のわさびの育つせせらぎも、日に日に水の流れる幅が広がりを見せ始めます。ちなみにわさびは冬でも緑の葉を落とすことなく厳しい冬の数ヶ月を雪の下でじっと春を待ちます。山わさびのあの「辛さ」や、山菜の「あく」の強さなどは案外この冬の期間の「じっと我慢」の「下積み生活」によるものではないかなどと勝手に思ったりしています。


と、言ってもじっと眺めて感動したのちにはわさび漬けを作ったり、会津名物の馬刺しのあしらいにと使ったり、それはそれで別の事情からも口元のゆるむ、本格的な春が待ち遠しい季節なのです。
それにしても残雪の中、せせらぎに顔を出すわさびに早春の日が輝く様は実に心が洗われます。森の中のささやかな贅沢です。
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